■5月28日(金)

2010年5月28日

今回の改修工事の目玉である塗装工事は終わりましたが、今日はもう一つの目玉である和室の床改修工事です。

和室なので、現況は畳敷きですが、その畳を撤去し、フロアに替える工事です。
フロア材は桐です。
桐を床に使うことはあまりありません、その特質は柔らかく調室作用があり、触ると温かみのある素材です。
しかし、その反面、柔らかく傷がつきやすいので、床に使用されることは余りありません。
しかし、その欠点よりも利点を優先致します。

今回の床の工事は時間との勝負。

朝から夕方まで一日で仕上なければなりません。
夕方からは早速のこの床での生活が始まります。

そのために通常、施工を終えてから行うワックスも前もって塗っておきました。

午前9時前、今日の作業開始

作業開始に先立って、壁全面に養生をしたのですが、ここで失敗してしまいました。
ビニールのシートを貼るためにテープで天井にはったのですが、テープの糊で、天井の表面が少し剥がれてしまいました。
天井板は本当の木の板ではなく、プリント合板でした。
新しい商品では問題なかったかもしれませんが、かなり年数が経っており、表面も弱くなっており、テープの粘着力に負けてしまいました。
私自身の知識不足でした。
反省。

それでは器を取り直して、

畳を撤去したところに、防水シートを敷きました。
床下から湿気があがってこないようにするためです。

現況で使用していた畳はスタイロ畳。
畳床(たたみとこ)を藁の代わりに、断熱材であるスタイロフォームを使った畳です。
今では一般的なものです。
断熱材なので、部屋は暖かかっただろうと思っていたのですが、実際は冬場はかなり冷え込むようでした。

畳を取ってしまうと、断熱材がなくなってしまうので、畳の厚さ分床を上げたところに、新たに断熱材を敷きこみました。
畳のスタイロフォームと似たようなものですが、カネライトフォームという商品を使用しました。

その中でも更に断熱性能の良いものを選んでいます。

隙間から冷たい空気が入らないように防水テープで塞ぎました。

その断熱材の上に合板を敷いて下地にしています。
そしてこの上に桐のフロアを貼っていきます。

フロアは最初の一枚と最後の一枚が難しいです。
特にリフォームでは新築のように、通りがまっすぐではところは場彼ではなく、大なり小なりの狂いがあります。

そのようなところを隙間なく仕上るにはカンナやノミで調整しながら合わせていきます。

そこが終われば後は、順番に貼っていくだけです。

床はボンドと継ぎ目の実(さね)の部分に釘で留めていきます。

と、ここで私は立ち会いが出来なくなったので、後は完成写真。

予定通り夕方までに終わりました。

今回の改修工事はこれで終わりです。

古い家を見るといろいろと勉強になります。
毎回気になるのは断熱です。
ほとんどの家で断熱欠損がおこっている、もしくは断熱材が全く入っていません。

冬の寒さにある程度の我慢は必要ですが、無理な我慢は体に良くないです。
新しく断熱材を入れさせていただきましたが、今回のようにただ床を貼り替えるだけではなく、ちょっとの手間と費用で出来ることなので、積極的にやって行きたいです。

そして社内連携。
今回は水道つながりで仕事が出来ました。

中條建設工業は水道が得意。
困ったことがあれば何でも相談下さい。

■5月26日(水)

2010年5月26日

今日で外部の補修工事が何とか終わりました。

何とかというのは、天気がぎりぎり持ってくれたからです。
夕方に少しきつめの雨が降りはしましたが、残っていたのは雨の掛からない部分でした。

昨日、夜に予想外の雨が降ったのですが、下塗り材もその頃には乾いており問題ありませんでした。
一番困るのは、塗っているときに急に雨が降ってくることです。
折角塗ったものが流れてしまうだけでなく、流れた塗料が壁や地面に流れて跡がついてしまうことです。

そのようなことを考えていると、今回の現場は雨が降ったけれど工事に支障がなかったのですごくついているなと思いました。

今日は残りの部分の仕上です。

昨日の仕上は玄関の軒天部分。
色は白だったので、市販の塗料をそのまま使用すれば良いので簡単ですが、今日は色をあわさなければなりません。
色の作り方は、塗料を混ぜまて、作ります。

簡単なようでとても難しいです。
液体の状態の色と、塗ったときの色でも若干違いますし、乾いたときのことも考えなければならないからです。

しかし、簡単に出来てしまいました。
さすが、塗装屋さん。

色合わせはぱっちりでした。

いい色になった思います。

勝手口扉は塗装屋さんのサービス。

壁を蓋した部分は、似たような材料があったので、わざわざ吹き付けをしてくれました。

最後に玄関。

手早く、きれいに仕上がったので、お施主様にも喜んでいただけました。

■5月25日(火)

2010年5月25日

またまた、新しいリフォーム工事が始まりました。

今回は、当社の本業でもある水道設備の部門から引き合いがあり、その中で私たち住宅部門の建築分野のリフォームまでいただくことができました。

社内連携、どんなことにでも、取り組む当社の力を見せていきたいです。

リフォーム工事をする私たちも施工の面で難しいことがいっぱいありますが、お施主様にとっては工事業者を選ぶことに悩まれることがたくさんあるようです。
特に、昨今は悪徳業者のことが、よく新聞報道で流れると、余計に不安になると思います。

そのような意味でも、まもなく創業100年迎えるわが中條建設工業は、地元密着、誰からも信頼される会社を目指しています。

今回はリフォームの内容は

(1)外部のサッシやフェンスの補修と一部軒天井の補修

(2)和室の畳を、桐のフロアに貼り替える

工事です。

外部の補修は錆び止めを下塗りしてから、仕上のペンキ塗りをします。

高い場所がありますので、足場を組まなければなりません。
今回の足場は、塗装屋さんが自前で作る丸太足場です。
慣れたものであっという間に出来上がりました。

上手な塗装屋さんは養生がとても上手です。
手早くビニールのシートとテープで汚してはいけない箇所を覆っていきます。
今日は風もよく吹いていたのですが、きれいに出来ていました。

私も、ペンキ塗りはともかくとして、この養生は教わりたいです。

今日は下塗りを優先して行いました。

赤い部分がそうです。

下塗りがほとんど終わったので、玄関の天井は仕上げ塗りも出来ました。

真っ白な天井がとてもきれいです。

数日前に調査でこの家を訪れたときに、床下を点検させていただきました。
もぐって中を確認したのですが、びっくりしたことに、建築中かリフォームをされたときのものかわかりませんが、廃材がそのまま置かれていました。
同じ建築業に携わるものがこのようなことをしたとは、目を疑いました。

このような状況を見てしまうと、そのままにしておくことは出来ないので、撤去することになりました。

ということで、大工さん登場です。
本当に何でもできる大工さんです。

昔のつくりの家なので、床下はコンクリートではなく土です。
そのままの格好で入るとどろどろになるので、雨合羽で装備しました。

床下は涼しいのですが、さすがにこの季節、合羽を着て作業をするとかなり暑かったです。蒸れました。

立ったり座ったり出来ないので、移動はほふく前進。

こんな大きなビニール管も。

土嚢袋に詰めていくと。10袋以上になりました。

廃材を片付けるとこんなにすっきりとしました。これが当たり前なのですが・・・。

床下の合板が損傷している箇所があったので、別のベニヤ板で補強しておきました。

きれいになれば気持ちが良くなるものですが、こんな当たり前のことも出来ない業者がいると思うと、なんとなくすっきりしない一日でした。